プロフィール
Chong Teck Sin氏は2014年6月16日にトラスティ・マネジャーの独立取締役および監査・リスク管理委員会の委員長に任命された。
Chong氏は現在、AVIC International Maritime Holdings Ltd、Civmec Ltd およびInnoTek Ltdの独立取締役兼監査・リスク管理委員会の委員長であり、これらの企業はシンガポール証券取引所の上場企業である。Chong氏は、HKEX上場のNOL関連会社で、中国に拠点を置く自動車物流会社Changan Minsheng APLL Logistics Co., Ltdの独立取締役でもある。
Chong氏はかつてBeyonics Technology Limited、Wanxiang International Limited、Sihuan Pharmaceutical Holdings Group Ltd.、JES International Holdings Limited、Midsouth Holdings Ltd.など複数のシンガポール証券取引所上場企業や、オーストラリア証券取引所の上場企業で重慶に拠点を置く石炭採掘会社であるBlackgold International Holdings Limitedの独立取締役を務めた経験がある。また、1999年4月から2004年5月にかけて、シンガポール証券取引所のメインボードに上場していたSeksun Corporation Ltdの業務執行取締役兼コマーシャル・グループのグループ・マネージング・ディレクターであった。
Chong氏は、1997年から1999年にかけてGlaxo Wellcome Asia Pacificで中華人民共和国のための戦略開発ディレクターとして勤務した。1994年から1997年までは、China-Singapore Suzhou Industrial Park Development Co., Ltd.でゼネラル・マネジャー (マーケティング/コマーシャル部門)を務めた後、シニア・ゼネラル・マネジャー(マーケティング、シンガポール事業部およびシンガポール支店)を務めた。それ以前には、1989年から1994年まではスタンダードチャータード銀行に勤務、1986年から1989年にかけてシンガポール経済開発庁に勤務し、経済開発庁時代には東京事業所にセンターディレクターとして務めたこともあった。1981年から1986年までは、国際船級協会日本海事協会で測量士として勤務した。
2004年4月から2010年3月の間はシンガポール財務省下の法定機関である会計企業規制庁(以下「ACRA」という。)の役員を務め、2008年から2010年にかけてはACRAの投資委員会委員長も務めた。
2008年10月から2010年7月の間は国立腎臓基金(National Kidney Foundation)の役員も務めた。国立腎臓基金は、補助金により手頃な価格で透析治療やリハビリサービスを約3,000人の患者に提供する慈善団体である。
Chong氏はシンガポール政府の公共事業委員会と日本の文部省による奨学金を受け、東京大学を1981年に工学士の学士号を取得して卒業した後、1987年にシンガポール国立大学において経営学の修士号を取得した。